ジェスカイ調整記
2015年4月4日龍紀伝後の環境を踏まえてジェスカイを考察してみようと思います
はっきり言ってジェスカイはこれから衰退の一途をたどると思います
焙り焼きとかを得ましたが、それ以上に環境についていけなくなりました
その理由を分析してみようと思います
まずジェスカイには弱点が多すぎます
負けパターンを勝率に直して見ると体感ではありますがこんな感じです
10% 事故(マリガン含む)
これはどのデッキも避けられません
単色なら5%、二色なら7%、三色だと10%ほどの割合になると思います。実際はもっと低いかもしれませんがあくまで体感
5% マナフラッド
ジェスカイは特にマナフラッドした場合弱いです、逆にマナカーブが低めなのでマナスクリューして3マナで止まっても勝てるときがありますのでこのくらいの割合
5% 相手のブン回り
これもだいたいどのデッキも避けられませんが、ジェスカイの場合除去が手薄なのでこっちが同時にブン回りしても相手がアグロだと負けることがあります
5% テンポの悪い展開
こちらに事故がなく、ハンドが良好でもいかんせんテンポよく展開できない場合、初手以外のトップが弱い時など、ジェスカイはターンによってキャストすべきカードが決まっているので常にトップとの戦いです
ここまではだいたいほぼどのデッキにも当てはまる負け方だと思います。
逆にこれらは避けられないのであまり考えても仕方ないでしょう
ここからは環境メタにあるジェスカイの弱いカードで、キャストされたらほぼ負けを覚悟する要因です
3% 胆汁病
キラートークン、キラージェスカイともいうべきカード
簡単にテンポ、アドをとられます
基本的にジェスカイのすべてのクリーチャーに刺さります
黒をタッチしたデッキはコントロールやミッドレンジ系に多く、それらをカモにするはずのジェスカイが勝てない要因の一つです
1% 弧状の稲妻、石弾の弾幕
メインにあまり入ることはありませんが、打たれるとやはりつらいサイドカードです
テンポを失うことはあまりありませんが、これを入れてくるデッキはだいたい速いアグロなので元々のテンポさで押され負けてしまいます
2% 悲哀まみれ
トークンだけでなく探求者や導師、ラブルまで失うことになります
やはりジェスカイも悲哀にまみれます
3% エレボスの鞭、真面目な訪問者ソリンなどの各種ライフゲイン
ジェスカイはおおよそ5以上ライフをゲインされたら負けと考えて言いでしょう
しかも上二枚は特に対応が難しいです
1% ハンデス
これにも意外と弱いです
巡航が早く打てることには打てるかもしれません
しかし展開が遅くなることがほとんどで、展開が遅くては相手のライフゲインやフィニッシャーが着地するまでにライフを削りきれせん
1% シルムガル
キラートークン、カマキリも止まります
コントロールはこれを6ターン目にキャストできるかが勝利の分かれ目でしょう
3% 悪性の疫病
ふざけんなよウィザーズ
3マナで以降のトークンカードをすべて腐らせることができる
しかも黒シングルシンボル
もう一度言う
ふざけんなよウィザーズ
2% 置物対策
メインからエンチャ対応できるカードが非常に多いです
特にドロモカの命令はジェスカイにとっては非情なカードです
1% 破滅喚起の巨人
これもあまり最近は見なくなりましたが、やはりつらいカードです
焼きにくいうえ後続のトークンも星座によって消去されます
1% シディシ
残るとかなりつらいです
相手の4ターン目は稲妻の一撃を構えなくてはなりません
スゥルタイに苦手意識はなかったのですが、やってみると意外とつらかった要因の一つです(鞭もあるけど)
2% クルフィックスの狩猟者
ライフゲインとアドと壁
一応焼くこともできるが早めに対応したい一枚
ただメタ的に入ってくることが多いのが悩み
1% 嵐の息吹のドラゴン
テンポがわるくないうえプロ白のせいで除去が難しい
キャストされるとだいたい残って怪物化されたりして負ける
こちらが優勢でも壁として立ちふさがる
1% 灰雲のフェニックス
追放除去がほぼないため消耗戦になるとこいつが残って負ける
カマキリが止まるなどいやらしいカード
おそらくジェスカイに一番刺さるのでは
以上が大まかな負けパターンだが他にもいろいろあると思う
どれだけ苦手が多いことか
アブザンならこの半分程度しか苦手がないと思う
だがこうしてまとめてみると以下のことがわかる
1、トークンが弱い
今やトークン対策カードが増えすぎてしまった。
置物にもメインから対応されてしまうため、隆盛することもできないのではなおさら無意味だ
2、ライフゲインがきつい
これの原因は盤面の脆弱さだ
カマキリは一度殴ったら死ぬ
ラブルはトークンを一匹生んで死ぬ
巡航してもせめて火力が1、2枚めくれる程度
つまり火力2発文のライフゲインされると負ける(サイが二体着地すると負け)
これを解消するには盤面構築で勝つしかない
3、4マナ以上に弱い
つまり軽蔑的な一撃は常に握っておけと
しかし相手がアグロの場合もある、軽蔑的な一撃を恐れて3マナ以下にサイドチェンジされることもある。多くはつめない
これらの改善策を自分なりに考えてみたが調整してないのでまだわからない
次回はこの回答について模索してみたい
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