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環境衰滅
2015年7月19日タルキール環境は健全でした
そう衰滅が出るまでは
これほどデッキパワーを変調させるカードはありません
衰滅によりアブザンアグロをはじめとする中速アグロ系デッキは完全に壊滅したといった過言ではないでしょう
昨日カード屋でショウケースを見ていたら隣のmtgプレイヤーもぼやいていました
衰滅で完全にアグロは終わった
4マナのラスゴは刷らない、ウィザーズを信じていましたがそれもあっさり裏切られました
それどころか衰滅はラスゴよりたちがわるいです
環境のすべての元凶であるサイが生き残ります
またコントロールに対する対抗馬だったライオンや死与えも、マイナス修正のためにほぼ流されます
これは何を意味するか?
アブザンミッドレンジ以外のミッドレンジは生き残れないということです
アタルカミッドレンジ、お疲れ様でした
具体的にはアブザンミッドレンジは道さがしでマナを確実に確保、道さがしでチャンブロしながら衰滅で中堅生物を流し、ライフが危うければサイ、単体除去で1、2ターン稼ぎながらペスorウギン着地で衰滅で流れなかった生物を確実に流し、PW連打で勝ち、といった流れになるでしょう
これに勝つには以前の環境通り4ターン以内に致死ダメージを与えるか、決定打を打ち消すかハンデスで落とすしかありません
つまり赤単か黒か青に触ったデッキでないとアグロは難しくなる、ということでしょう
さらにはコントロールにとっても追い風です
辛かった赤単も4ターン目ならぎりぎり間に合うでしょうし、何より土地の心配が薄くなることでしょう。
自分はアブザンアグロを使っていましたが、タップインの多さから攻めきれないことを悟り、緑白アグロを組み、オリジンから期待の新戦力であるマナ喰らいのハイドラなんかも入れてみましたが、結果は微妙なもの
これが次も次の次も続くのかと思うと悲しくて仕方ありません
ラヴニカのころからセレズニアは不遇でしたが、そこにはこういった背景があるのですね
唯一希望がありそうなのはジェスカイです
メインから打消しを積むことで衰滅を回避しつつ、PWを出されても火力で押し切ることができるからです
しかしながらジェスカイもオリジンでは大した戦力を得られず・・・
ナラ―夫妻も4マナでは衰滅であっさり流されてしまうので、3マナ以下ラブルのような新戦力はしばらく望めそうにありませんね
とにかく今後はいかに衰滅に耐えられるか?といった点が焦点になりそうです
そうなるとこれまでドラゴン偏重だったミッドレンジは再びポルクラノスや囁きの森の精霊を選択することになりそうです
バントのようなカラーを選び、頑固な否認を使ってテンポをとるデッキもまた見れるかもしれません
赤サルカンも衰滅に対する耐性から採用率が上がるかもしれません
赤単はオリジンで更なる飛躍を遂げそうですが、軽い除去がまた増え始めているから何とも
プロはこの環境をどう見ているのでしょうか
青単、黒単なんかもまた名前が挙がっているようですが、以前ほどの勢いを取り戻せるかは疑問です
自分はしばらくセレズニアで回してみたいです
個人的な主義としてテンポ主軸のデッキが好きですし、なによりPWとかいう露骨なカードパワーを押し付けて勝つ、というのはどうにもスマートじゃない気がするんですよねえ
久々にタップインの少ないデッキをやってみるとこれがクセになります
とりあえず今後期待したいカード
一位、マナ喰らいのハイドラ
激推しカード
3マナシングルシンボルで勝手にでかくなる、しかもトランプル持ち
殴り合いではこいつが除去されないといつの間にか勝ってる、初見殺し
衰滅で流されやすさはあるのは残念だが、それなりの工夫をすれば回避できる可能性もあるのである意味ラブルより性能が高い
後半トップしてもすぐに3/3くらいにはなるので、まあ3マナだし悪くはない
二位、跳ねる混成体
瞬速で相手生物を一体タップ出来る性能はスタンでも悪くないのでは
アンコモン性能ではあるが、色さえ合えば使ってみたい
三位、嵐の憤怒、コラガン
なんでこれかっていうと、衰滅で死なない、速攻でPWを除去できる、といった性能を持っているから。
マルドゥドラゴンは比較的除去が強く、アグロ出来、コラコマなどの優秀なカードがそろってきているため、次期環境によっては活躍しそう
全体強化も馬鹿にならない強さを持つ
今のうちに揃えよう
こんなところ
ゼンディカーで衰滅をメタるようなカードは出るのだろうか
出るとしたらどういったテキストになるのだろう
まさか3マナで3/5になるわけでもあるまい・・・
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